さまよう刃


<内容>
東野圭吾のベストセラー小説を映画化した犯罪ドラマ。唯一の家族、一人娘を殺された父親が犯人の少年への復讐を図る姿を通して、法と正義、命の意味を問いかける。社会的なテーマと登場人物が丁寧に描かれ、見応えがありながらも深く考えさせられる。

<ひとこと>
よく言えば分かりやすいですが、全てが想定の範囲内。父親、若い警官、ベテラン警官、それぞれの思い、それぞれの正義、何が正解なのか答えを出すことは難しいですが、それがそのまま描かれています。もっと想像させてくれれば、驚きの展開があれば傑作でした。

<評価> 6.5点