ウィンターズ・ボーン


<内容>
残された家族を守るため、失踪父親捜しの旅に出た少女の姿を描く人間ドラマ。薬物中毒や貧困といった社会問題を盛り込み、過酷な境遇を力強く生きる少女の成長物語を紡ぎ、サンダンス映画祭など世界各地の映画祭で絶賛された。

<ひとこと>
光の薄い森を舞台にしている演出も相まってとにかく暗い。アメリカの貧困の縮図ということでしょうか、評論家が喜びそうな作品ですね。味はありますが素直に面白いとは言えず、考えたい人向けの作品。ジェニファー・ローレンス目当てなら彼女の底力を堪能できます。

<評価> 6.0点