ウェイヴ


<内容>
独裁政治を学ぶ体験授業をきっかけに洗脳されていく高校生たちの姿を描き、ドイツで大ヒットを記録した心理スリラー。アメリカで起こった実話をドイツの高校に置き換え、『エリート養成機関 ナポラ』のデニス・ガンゼルがメガホンを取った。

<ひとこと>
単純な好奇心やゲーム感覚から、あっという間に集団狂気に変化していく様子は怖いの一言、そして身の毛もよだつほどのラスト。ほとんどが悪ノリなだけの気もしますが、一部の生徒は完全に洗脳されてしまう…。誰しもが独裁者となり得る恐怖を描いた傑作だと思います。

<評価> 8.0点