私が、生きる肌


<内容>
『トーク・トゥ・ハー』のペドロ・アルモドバル監督が、ティエリ・ジョンケの小説「蜘蛛の微笑」を原作に放つサスペンス。亡き妻の代役を創造しようとする形成外科医と、その歪んだ愛情の生贄となった者の姿を、退廃と官能が入り交じる鮮烈なタッチで活写していく。

<ひとこと>
女性映画に定評のある監督ですが、珍しく男性目線。一見の価値ある問題作ですね。リアリティのある正統派ムカデ人間。モラルに訴える社会派映画でありながらホラーサスペンスやコメディのような面白さも。そしてエロい。

<評価> 7.0点