わが母の記


<内容>
小説家・井上靖が自身の家族との絆を基に著した自伝的小説「わが母の記」を、原田眞人監督が映画化した家族ドラマ。老いた母親との断絶を埋めようとする小説家の姿を映し、母の強い愛を描いていく。

<ひとこと>
置いていく後ろめたさから言わなかったのか、聞かされたけど子供だから忘れていたのか。普通に打ち明けていい理由では?黙っておく美学の使い所が…。心打たれる映画には違いありませんが、そこが強引な感じで腑に落ちなかったのが残念。樹木希林さんは天晴れ。

<評価> 6.5点