妻への家路


<内容>
1977年、文化大革命が終結。20年ぶりに解放された夫は妻と待望の再会をするが、待ちすぎた妻は心労のあまり夫の記憶だけを失っていた。決して心を通い合わせることのできない二人。彼女の記憶が戻る日は来るのか。

<ひとこと>
お互いに想い合っているのに、すぐ近くにいるのに心を通わすことができない二人。夫婦としての形は違えど支え合った二人。下手に感動を誘わない展開が本当に切ない。でも、もう少し、少しだけベタに泣ける山場が欲しかったかな…。

<評価> 6.5点