白いリボン


<内容>
『ファニーゲーム』などの鬼才、ミヒャエル・ハネケ監督によるクライム・ミステリー。第一次世界大戦前夜のドイツ北部の村で起こる不条理な出来事と子供への体罰から人間の心の中に潜む残酷な部分を浮き彫りにする。ハネケ監督がどんな手法で観客の度肝を抜くのか注目。

<ひとこと>
ドイツの片田舎、閉塞感抜群の孤立した世界。そこで起こる不可思議な事件。犯人を探す映画ではありません。事件の裏にある人間たちの心の闇が怖い。単純に面白い映画ではありません。でも最後までじっくり観てしまいます。難しいので注意。

<評価> 7.0点