白いカラス


<内容>
フィリップ・ロスの傑作小説を、名匠ロバート・ベントンが映画化。情感豊かに生涯をかけてある秘密を隠し通した男の物語を綴る。大学教授シルクは差別発言により辞職に追い込まれるが、運命の女性と出会い、秘密を打ち明けようとする。

<ひとこと>
人間の心の奥底にある様々な傷を描いた作品。隠したい自分を曝け出すのと秘密を抱えて生きるのはどちらが辛いのか。派手さはありませんが、ジワジワと響いてきます。プリズン・ブレイクの主人公が割と主軸で出ています。

<評価> 6.5点