＜内容＞ 2009年に生誕100周年を迎える社会派ミステリーの巨匠、松本清張の同名傑作小説を映画化。結婚まもなく夫が失踪した妻が、その謎を追ううちに不可解な連続殺人事件に巻き込まれていく様を、犬童一心監督が描き出す。 ＜ひとこと＞ トリックは割とありがちで先が読めます。どんでん返しを期待しましたが、特になし。可愛らしい広末涼子、地味なのに圧倒的な存在感の木村多江、鬼気迫る演技の中谷美紀。内容はともかく、役者の力を思い知らされた作品でした。 ＜評価＞ 6.5点