サマリア


<内容>
ペルリン国際峡画祭で最優秀鑑督賞である銀熊賞を受賞したキム・ギドク監督作品。主人公・ヨジンのクァク・チミン、チェヨン役のソ・ミンジョンは共に監督が大抜擢した新人女優。援助交際をしていた親友の死からヨジンの中で何かが大きく変わっていく。

<ひとこと>
特別面白いということもないのですが、やたらと印象に残るシーンが多かった映画。親友を想う娘、娘を想う父親、不器用な自己犠牲が切ないです。絶望への旅なのか、再生への旅なのか、ラストシーンは芸術でした。

<評価> 6.5点