ル・アーヴルの靴みがき


<内容>
フィンランドが誇る巨匠アキ・カウリスマキ監督によるヒューマン・ストーリー。フランス北西部の港町を舞台に、毎日を必死に生きる庶民達の生活を描くと同時にヨーロッパとは切っても切れない難民問題について問い掛ける。

<ひとこと>
難民の少年を匿う老人と心温かい近所の人々。ごくありふれた人々が紡ぎだす、ごくありふれた行為。優しい気持ちになれますが、本当に普通で肩透かし感は否めず。ちょっと退屈でしたが、ラストで大逆転。切なすぎる幻にホロッときました。やるな巨匠監督。

<評価> 6.5点