リアル 〜完全なる首長竜の日〜


<内容>
乾緑郎の同名小説を映画化した異色作。自殺未遂で昏睡状態になった恋人を救うため、最新医療技術を通じて彼女の意識下に潜入した青年が、現実と仮想が入り乱れる意識の中に潜り続け真実に辿り着く様を活写する。

<ひとこと>
ここまで雑で怒りさえ覚える映画も珍しい。昏睡状態もトラウマもストーリーとして成立していない。とにかく脈絡がない…その上にベタなトリック、更にグダグダと続きチープな首長竜の上塗り。監督、出演者、原作者…この作品に携わった全員が損をしている映画。

<評価> 1.5点