ピエロの赤い鼻


<内容>
ミシェル・カンの世界的ベストセラー小説を『クリクリのいた夏』の名匠ジャン・ベッケルが映画化した珠玉のヒューマン・ドラマ。ピエロの格好をして人々を楽しませることを常とする教師の辛く、切ない戦争体験が徐々に明らかになっていく。戦争というシリアスな題材をユーモアでくるんだ温かなタッチに心が和む。

<ひとこと>
優しさに包まれた映画。戦争が舞台ですが、戦争映画ではありません。絶望的な状況でも人として忘れてはいけないことがある。とても大切なことを教えてくれました。マイナーだけど名作と呼べる映画です。

<評価> 7.0点