ペリカン文書


<内容>
検察官を目指し法科に通うダービーは、世間を騒がす最高裁連続殺人に関する説をまとめ文書を作った。それがいつの間に国家の上層部の黒幕の目に触れ、ペリカン文書と名付けられ、彼女は命を狙われる。

<ひとこと>
普通の女子大生が何気なく書いた論文が偶然にも政界の暗部に触れてしまう。面白そうな掴みですが、その後は特に驚きの展開もなくシンプルに進んでいきます。が、その見せ方が上手い。無理なく無駄なく単純なのに壮大なサスペンス。

<評価> 7.0点