黄金を抱いて翔べ


<内容>
日本推理サスペンス大賞に輝く高村薫のデビュー小説を井筒和幸が実写化。万全の警護システムが敷かれた銀行地下金庫からの金塊強奪に挑む男たちと計画の思わぬ行方を、息詰まるタッチで活写する。

<ひとこと>
井筒監督は好きですが贔屓目に見ても残念。コントのような強盗劇。緻密な完全犯罪ではなく不器用な男気が狙いかもしれませんが、寒い。西田敏行の正体も伏線や背景が乏しく安っぽいだけ。ミステリーの意味を穿き違えてますね。原作が可哀想な雑な脚本でした。

<評価> 4.5点