日本の黒い夏 -冤enzai罪-


<内容>
1994年6月27日夜、長野県松本市で何者かによって毒ガスがまかれ、多数の死傷者を出す大惨事が発生した。日本を代表する社会派映画監督・熊井啓が“松本サリン事件”を題材に日本のマスコミ報道のあり方に鋭く迫った問題作。

<ひとこと>
登場人物が露骨に無能すぎてわざとらしい。アホな人物ばかりで冤罪が証明されたときのスカッと感に重点を置いたエンタメ映画のような作りですが、カタルシスもいまいち。演出や台詞など全体的に作りが昭和。ご年配向けの作品かな。

<評価> 6.0点