名前のない少年、脚のない少女


<内容>
カンヌ国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞するなど、各国の映画祭で高く評価されるブラジルの新星エズミール・フィーリョ監督作品。インターネットに没頭する思春期の危うい少年を主人公に、10代特有の不安や哀しみ、不満や孤独が繊細なタッチで綴られていく。

<ひとこと>
この先の人生に何もないことに苦悩する思春期アルアル。独特のセンスでアーティスティックな観る者を選ぶ映画。現実と妄想の狭間で主人公と想いを共有できる方には傑作かもしれません。私にはハイレベルすぎました。

<評価> 4.5点