クリクリのいた夏


<内容>
1930年代初頭のフランス。とあるマレの畔に、クリクリの一家が住んでいた。彼らは豊かな自然にめぐまれたこの地で、スズランの花をブーケにしたり、カエルやエスカルゴをとったりして自給自足の優雅な生活を送っていた。

<ひとこと>
現代に失われてしまった人間の本当の豊かさを詩情あふれる鮮やかな映像で描いたヒューマン・ドラマ。良く言えばのどかな映画、悪く言えば退屈な映画。特に盛り上がる場面もなく、普段の日常の小さな幸せを感じていただければと思います。心和む映画です。

<評価> 6.5点