紅の豚


<内容>
宮崎駿の短編漫画を映画化した長編アニメーション。ファシスト党の台頭する1920年代のイタリアを背景に、呪いを受けて“豚”となった中年パイロットの活躍を描く。飛行艇同士によるダイナミックな空中戦や、宮崎自身ファンである各機の細やかな設定も見どころ。

<ひとこと>
飛べない豚はただの豚だ。豚は飛んでも豚だ。かっこいい豚たちだ。豚のくせにかっこつけんな豚野郎。でもやっぱりかっこいい豚たちだ。それまでのジブリ作品とは一線を画した大人の男のためのダンディズム映画。

<評価> 7.5点