苦役列車


<内容>
貧しい肉体労働青年の青春を描いて第144回芥川賞を受賞した西村賢太の小説を映画化。1980年代後半を背景に、19歳の日雇い労働者で、酒に溺れる主人公を中心に、その友人、主人公が憧れる女性の青春模様を描く。

<ひとこと>
ひたすら酒、煙草、女、酒、煙草、女…将来に希望を見出せない若者の苦悩が痛々しく伝わってきました。こういう人間に嫌悪感を抱く人も多いと思いますが、こういう人も多いでしょう。しかしそういう人がこの映画を観たら更に凹みそうな…。面白いけど病んだ映画です。

<評価> 7.0点