北のカナリアたち


<内容>
湊かなえの小説「往復書簡」の一編「二十年後の宿題」を、吉永小百合を主演に迎えて映画化したヒューマン・サスペンス。20年前に別れた教師と教え子たちが再会し、それぞれが抱える心の傷や真実が明らかになっていく様を描く。

<ひとこと>
謎解きミステリー要素もありますが、次々と新事実が出てきて推理が難しい一本道サスペンス。そんな理不尽さがヒューマン部分にも目立つ。素敵なはずのヴァイオリンもうるさい。とにかく不自然で、いい話なのに脚本演出が残念でした。

<評価> 6.0点