奇人たちの晩餐会


<内容>
出版業を営むブロシャンには密かな楽しみがあった。バカな人間を招待しては仲間で笑い物にするという晩餐会。人情喜劇をやらせたらフランス随一のF・ヴェヴェール監督によるテンポよく展開されるストーリーが小気味いい。

<ひとこと>
頭が悪いのがバカなのか。人として最低な行為をする者がバカなのか。皮肉がきいたフランスコメディ。タイトルからしてセンスたっぷり。中盤までは平凡と言えますが、終盤の畳みかけがお見事。笑えて痛快で心も温まる秀作コメディ。

<評価> 7.5点