ジェイコブス・ラダー


<内容>
旧約聖書のヤコブの話をヒントに、悪夢と現実の間で翻弄されていくベトナム帰りの男の奇妙な体験を描いたサスペンス・スリラー。ニューヨークの郵便局員であるジェイコブは最近夢と現実の区別がつかなくなるほど奇妙な出来事に遭遇していた。

<ひとこと>
ワケガワカラナイヨと思うか、何が現実で何が夢か分からない世界に引き込まれるか。終わってみれば深いのですが、少し難しいかもしれません。万人ウケする傑作ではありませんが、人間の死を考えるかなりの力作。

<評価> 7.0点