生きてるものはいないのか


<内容>
鬼才・石井聰亙が石井岳龍と改名し、10年ぶりの劇場用長編として放つ異色のドラマ。奇妙な都市伝説が渦巻く大学で、18人の若者たちが次から次へと迎える不可解な死を、アナーキーかつブラックな語り口で映し出す。

<ひとこと>
突然の世界の終わり。原因もスルーでオチもありませんが面白い。最期を迎えたときのそれぞれの個性。数名を除き無名な役者ばかりですが、(ほぼ)みんな演技も上手い。リアルでくだらない会話に隠された毒と笑い。ストーリーはなさすぎですが、センスある映画でした。

<評価> 6.5点