火垂るの墓


<内容>
自らの体験をもとに書いた、野坂昭如の同名小説をアニメ映画化。戦争によって両親を失った幼い兄妹がたどる過酷な運命を描く。高畑勲監督のリアルかつ繊細な演出により、兄妹の孤独な心情を見事に活写。ふたりの運命を予見するような、闇夜を照らす蛍の姿が痛烈に迫る。

<ひとこと>
毎年夏に幾度となくテレビで放送していますので観たことのない人も少ないでしょう。戦争を悲惨さを教えてくれる悲しい映画。切なくてとても面白いとは言えませんが、必ず一度は観ておくべき映画です。

<評価> 8.0点