仄暗い水の底から


<内容>
5歳の娘の親権を巡って別れた夫と争っている松原淑美は、新しい就職先である出版社にほど近いマンションへ引っ越してきた。はじめは快適そうに見えたマンション暮らしだが、大きくなる天井のシミや、上階の子供の足音など、淑美の気にさわることが次第に増えていく。

<ひとこと>
他に方法はなかったのか?それが娘を守る最善策だったのか?切ない物語にしようといまいち強引な腑に落ちないラスト。それほど怖さもなく母子の愛がメインテーマであっただろうだけに残念。全体的にブレまくりホラー。

<評価> 5.0点