腑抜けども、悲しみの愛を見せろ


<内容>
「生きてるだけで、愛。」が芥川賞候補になった気鋭の女流作家、本谷有希子の大ヒット戯曲を映画化。家族をいたぶる自意識過剰なヒロイン、そんな姉に怯えながらもしたたかな妹、家族の秘密に翻弄される兄、その妻が繰り広げる愛憎劇を赤裸々に描く。

<ひとこと>
ハマリ役すぎるサトエリを始め、女性陣のキャラは面白いですが掴み所のない作品ですね。お兄ちゃんは何がしたかったのか…。何を伝えたいのか分からない作品ですが、勢いがあり笑えて怖い歪んだブラックコメディ。

<評価> 6.5点