舟を編む


<内容>
2012年本屋大賞に輝いた三浦しをんの小説を、石井裕也監督が実写映画化。ある出版社の寄せ集め編集部が、気の遠くなるような歳月をかけて二十数万語が収録された新辞書作りに挑む姿をユーモラスに描く。

<ひとこと>
特にこれといったトラブルもなく想定内の大変さ、人間関係や恋愛なども特筆すべき点はないのですが味わい深いですね。演技の間(ま)を分かっている役者ばかりで観ていて心地良い。すごく地味で地道な努力を描くだけでも役者と演出次第で面白い映画は作れるという良いお手本。

<評価> 7.0点