ダラス・バイヤーズクラブ


<内容>
1980年代当時無認可だったHIV代替治療薬を密輸販売し、HIV患者が特効薬を手にできるよう奔走した実在のカウボーイの半生を映画化した人間ドラマ。マシュー・マコノヒーが、21キロも減量してエイズ患者という難役に挑んだ。

<ひとこと>
一時的に痛みは取れるけど副作用が強く製薬会社が設けるための薬には頼らない。非承認でも自分が信じた薬を使う。そしてその輪が広がっていく。ありきたりな難病映画にせず、露骨な感動もなく、『人間』を描いた心に残る映画。

<評価> 7.5点