＜内容＞ 人気作家伊坂幸太郎の短編集「チルドレン」を映画化したヒューマンドラマ。家庭裁判所の調査官が自身も苦悩しながら地道な努力で小さな奇跡を起こす。坂口憲二が内向的な主人公を熱演し、彼を振り回す先輩役に大森南朋、ヒロイン役に小西真奈美。 ＜ひとこと＞ 主人公とヒロインの関係、少年犯罪、どちらがメインなのか。他にも盛り込みすぎて着地点が曖昧になっているのが残念。そしてそれらを全て食ってしまっている大森南朋。面白いですがモヤっとする作品。 ＜評価＞ 6.5点