武士の献立


<内容>
江戸時代に包丁侍として料理の腕を振るった武家に嫁いだ主人公の紆余曲折を描く人間ドラマ。加賀藩に実在した料理担当武士が残したレシピ集を題材に、当時の台所事情に迫る。

<ひとこと>
駆け足でなぞった武士の誇り、夫婦の絆。いつの間にかスーパー料理人に。掘り下げは足りませんが、無難にドラマチックな作品。初恋との決別は最大の見所の一つかと思ったのですが、踏んだり蹴ったりで帰ってきて出番なし、器量いいし何とかなるっしょで片づけられたサヨさん憐れ。

<評価> 6.5点