ある愛へと続く旅


<内容>
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で夫を亡くしたローマ在住の女性が、同国への再訪を機に彼から向けられていた大きな愛を改めてかみ締める姿を見つめる。ヒロインの女子大生時代から中年期までを見事に体現したペネロペの熱演も見ものだ。

<ひとこと>
とても雰囲気のいい壮大な物語。ためてためてためて最後に切なすぎる展開が待っています。それだけに非常に惜しい。本当に面白い映画は繋ぎも面白い。布石の構築が退屈すぎました。ラストの衝撃度は映画史上トップクラスです。

<評価> 6.5点