悪人


<内容>
毎日出版文化賞などを受賞した吉田修一の話題作を映画化した犯罪ドラマ。九州のとある峠で起きた殺人事件をきっかけに、偶然に出会う男女が繰り広げる逃避行と愛を息苦しくなるほどリアルに描く。

<ひとこと>
登場人物の心理をどう読むか、どこまで読み取れるかで面白さが変わってくる映画。演技の上手い役者を集め、台詞はもちろん絶妙な顔の表情まで抜群でした。登場人物全員が善でも悪でもある…考えさせられますね。展開自体にもっと深みがあれば最高の1本でした。

<評価> 7.0点