12人の優しい日本人


<内容>
中原俊監督が三谷幸喜の主宰する東京サンシャインボーイズのヒット舞台劇を映画化したコメディ。陪審員制度を題材にした名作「十二人の怒れる男」をモチーフに、陪審員として集められた人々の姿をコミカルに描く。

<ひとこと>
オリジナルとは全然別物です。全員無罪から有罪へと展開も真逆。中盤までは個性的すぎる12人と一々入る横槍にイライラしましたが、個性にも慣れてきた後半が秀逸すぎ。トリックもオリジナルより数段上。「十二人の怒れる男」とは似て非なるもう一つの名作。

<評価> 8.0点